眼瞼けいれんとは
眼瞼けいれんとは、目の周りの筋肉がけいれんして、目があけにくくなり、まばたきがうまくできなくなる病気です。
症状の進行はゆっくりとしていますが、そのまま放っておいて自然に治る病気ではありません。
発症の原因が完全には解明されていないため、症状を抑える治療が中心となっています。
眼瞼けいれんの症状
初期症状としては、まぶたの不快感、まぶしく感じる、まばたきが多くなる、などがあります。
症状が進行すると、まぶたが頻繁にけいれんし、目をうまく開けていられないため、人や物にぶつかるなど、生活に支障が出るようになります。
眼瞼けいれんの治療
ボツリヌス療法
目の周りの筋肉に緊張をやわらげるおくすり(ボツリヌストキシン)を注射する治療方法です。治療時間も短く、通常は入院も不要で、次の日からは、普段と変わりなく生活をできます。非常に効果の高い治療方法ですが、効果の持続期間が数ヶ月のため、定期的に治療を受ける必要があります。
手術療法
まぶたの筋肉や皮膚を短くする手術などがあります。